1. ネック反りチェック
いつも通りのチューニングをして、各弦の1フレットとボディとネックが離れる位置のフレット(img.1)を押さえる。その間の中心位置あたりのフレットと弦のすき間を確認する。
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多くのメーカーは0.3mm程度を推奨している所が多いようだ。(0.5mmシャープペンシルの芯の約半分ぐらい)
音のピッチを考えると、理論上は完璧なフラットが良いが、弦振動の幅を考えてビビりを少なくする為の方法となる。実際にフラットにして、弦のビビりを無くそうとすると、ブリッジの弦高をかなり上げてしまうことになります。当店ではフレットすり合わせの際、1弦側と6弦側(ベースでは4弦または5弦)の反りを、弦振動の幅に合わせて作業している。
ここでのすき間が0.3mmより広い場合はトラスロッドを締め、狭い場合はトラスロッドを緩めてネック反りを適正値にする。もし、トラスロッドを締めたり緩めたりしても適正値にならない/1弦側より6弦側(ベースでは4弦または5弦)のすき間が狭い[ネックのネジれ]などの場合は、専門店でのリペア(フレットすり合わせ/交換)が必要です。
ネック反りの修正は、ほとんどのギター・ベースギターでは永く必要となるので、チューニング後、もしくは最低でも1シーズンに1度はチェックしましょう。
注) 60cmぐらいのスケール(定規)などがあるならば、置いてみてチェックすると正確に見る事ができます。また、1フレットと最終フレットを押してみて、『ボディとネックが離れる位置のフレット(img.1)と最終フレットまでの弦が全部接触している』『ボディとネックが離れる位置のフレット(img.1)付近の弦のビビりが大きい』などの症状があう場合も、フレットすり合わせ/交換などのリペアが必要な場合がありますので、専門店にご相談される事をオススメします。厳密なセッティングの場合は、ギターによって最良のトーンを出す反りがありますので、数値にとらわれずにトーンでチェックしていきます。
2. 弦高チェック
ネック反りとフレット状態が適切な場合のみチェックします。チューニングした状態で、そのまま計測する方法もありますが、ナットの高さ(フレットの高さより+0.25〜+0.5mm程度に設定)が各弦適切ではない場合がありますので、1フレットを押さえてチェックします。ギターの場合は最終フレット/アコースティック・クラッシックギターの場合はボディとネックが離れる位置のフレット(img.1)/ベースの場合は12フレットのフレットと弦のすき間を計測します。1弦は1.5mm程度/6弦(ベースでは4弦または5弦)は2.0mm程度が良いでしょう。使用する弦のゲージなどによって適切な高さがありますので、最終的には全フレットのチェックをして下さい。
注) 各弦別に調整できないブリッジサドルの場合は、指板RとサドルのRのバランスを確認する事をオススメします。専用のスケール(定規)があると容易に確認できますので、専門店にご相談下さい。
3. オクターブピッチ チェック
バズ・フィートン・チューニング・システム(B.F.T.S.)の場合は、特殊な調整となりますが、通常の場合は開放弦と12フレットのピッチを確認します。調整方法は、開放弦のピッチより12フレットのピッチが高い場合はブリッジサドルをボディエンド側に/低い場合はネック側に移動して同じピッチにする。これはナットの高さが適切であれば、より正確なピッチとなります。復音のトーンを重視する場合は、12フレットとオクターブ上(6弦Eの場合は4弦の14F)を調音すると良いでしょう。
注) 各弦別に調整できないブリッジサドルの場合は、専門店にご相談下さい。
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