バズフィートンリポート(ギタリスト 田中雄二様談)
テスト音源 :
インストール前(2.8MB) / インストール後(2.8MB)
サンプル曲「雨」データ :[著作権は放棄しておりません]
インストール前(2.7MB) / インストール後(2.7MB)
<録音環境>
| ソフト : |
CUBASE VST32 |
| インターフェイス : |
DIGI001 |
| プリアンプ : |
Line6 POD pro Line6 CRUNCH
ギター単体でのデータ時はTUBE PREAMP使用 |
| ケーブル : |
カナレ&ジョージL's |
| チューナー : |
搭載前/BOSS TU-12
搭載後/KORG DT-7 |
白玉の音データと、曲中(バンドアンサンブル)でバズフィートン搭載前後でどのように変わるのか、ギタリストとしても気になったので作ってみました。
録音に際して宅録ならではの録音機器の設定&フェーダーなどがリコールできるので、初めに録音した状態とまるっきり同じ状態で試せるという利点を使いそのままパッケージしたので聞き比べてみてください。
ただ、バズフィートン搭載後にギターに変化があったため(音の抜けが良くなり初めの音量のままだとアルペジオがでかすぎた)、拙いプレイがまるわかりなのが少々痛々しいですが・・・。
あと人により感じ方と表現方法に差があると思いますが自分なりの感じ方で書いているので、ツッコミや、細かい点に関しては、一切受け付けないので(笑)気になる表現箇所などあまり気にしないでください。
まず、JG-フジシマカスタムの改造点。
1・バズフィートンインストール
2・フレットすり合わせ(いくらバズフィートンで正確な長さを調整してもフレットが部分的にすり減っていては正確な音程が出ないのでバズフィートンインストールと共にオーダーすることを勧めます)
3・フレット&指板エッジを丸くする(音には影響ないがプレイ的に左手が動かしやすくなる)
サンプル曲を聴いてもらって音の違いは多少わかって頂けたと思うが、弾いた感じどのように変わったかというところと技術的な面で、藤嶋氏の補足も加えたリポートです。
・音がでかくなった
理由は音階に濁りが無くなった分だけ共鳴が良くなり、音の抜けが良くなりでかくなったというのと、フレットすり合わせとバズフィートン搭載時にフレットのビビリなどを藤嶋氏が直してくれたお陰でもあるかと思われる。
→このギターは仕事として使用している事からフレットの消耗があった為、すり合わせをして、フレットトップラインを揃えました。結果として音のレベルが上がったのは、すべての音の波が揃った事にあると思います。通常のセットアップですと、波が揃わず分散して出力されるので、比例してレベルも分散されたのではないでしょうか。(藤嶋)
・中高域が強くなった
これはおそらく元々このギターの持っていた音質が藤嶋氏の微調整(弦高調整など)により明確に出た結果だと思う。
→BFTSインストールで使用するナットは牛骨製ですが、目の詰まった上質なナットが支給されています。流通している多くの牛骨ナットは、目の詰まりが悪い為に、各弦の出力バランスも悪くなる場合が多いのです。
今回使用した弦の特徴も合わせて、以上の2点の結果であると思います。(藤嶋)
・倍音が増えた
サンプル曲での弾き方はインストール前後で、あまり変えてないしエフェクトのパッチもそのままのはずなのに高域での倍音成分が増えてきらびやかになった感じがする。(曲中のアルペジオの1〜3弦の音を聞いてもらうとわかると思う)
これは弦高調整とバズフィートンのお陰かと思われるが詳しくは謎なので藤嶋氏のコメントを待つ。
→これも音のレベルが上がった要因と同じで、各音の基音と整数倍音の波が合致ポイントが増えた為に「倍音が増えた」と感じるのではないかと思う。
それと、通常のインストールでは調整してはいないが、倍音をより多く出力するようにピックアップの位置を微調整してみました。すべてのフレットポイントで多くの整数倍音を出力できるとまではいきませんが、(イラストソフトを使用して製図し)なるべく多くのフレットポイントでの弦長を出して、2〜16倍音位置を割り出し、適切なピックアップ位置を見つける事ができます。そうとうな手間と時間がかかりますが・・・。素直に良品メーカーの製品を参考にするだけでも良い結果につながると思うので、チェックする事をオススメします。(藤嶋)
搭載後は音がでかくなってしまい今まで見えなかった自分のプレイがよりあからさまに出てしまい音の揺れなどヘタッピなところが全面に出ているが、基本的にはバズフィートンをインストールした後は濁りのない綺麗な響きなのでご心配なく(笑)とくにサンプル曲ではEの7thのsus4?(コードネームは不明)の所での濁りが少なくなって弾きやすかった。
とあるレコーディング現場でもピッチが怪しいパートではこのギターで差し替えると難なくこなせた。
ただ、ピッチが正確になった分だけ自分のプレイもチューニングも正確にしないと気が済まなくなるのでご注意ください(笑)
→少々高価な物ではありますが、ピーターソンのストロボチューナーを使用すると、歪みの揺れとチューニングが狂っている為の揺れが判り、納得の調整ができます。(藤嶋)
それと、リハーサルやライブでの場では自分のピッチが良くなった分だけ他の弦パートの方のピッチも気になるのでチューニングの徹底を勧める。(できれば他の楽器にも搭載したほうがよりバンドアンサンブルは良くなると思われる)
最後に、良い仕事をしてくれた藤嶋氏に感謝。
田中雄二
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